
《ワーク・イン・プログレス公演》
2013年2月16・17日 水戸市 まちなか情報交流センター
《本公演》
2013年4月20・21日 ART THEATER上野小劇場
作・演出:又吉某氏
出演:小林拓司、昆節夫、能村圭太、宇田美幸
(以上、プロフェッショナルファウル)
神百合愛(演劇集団「風ノ街」)、手嶋あかり
―チラシより―
母親の胎内。
多胎児(スーパーツインズ)である六人は誕生の時を待っていた。
彼らには、前世の記憶が残っていた。
幸福だった者、不幸だった者、
家族がいた者、恋人がいた者、
名のある人物だった者、人間ですら無かった者。
彼らは産まれるまでの時間、互いの過去を語り合う。
そこから生じる、前世への未練、産まれることへの葛藤。
しかし、産まれればきっと全て忘れる。
忘れたくないことも、何もかも。
我が子の成長記録よろしく、
初の東京公演までの軌跡を、ワーク・イン・プログレス公演で公開。
プロフェッショナルファウル流、胎教会話劇(ベイビートーク・コメディ)。
※この作品は、制作過程を公開し、観客の皆様の反応・意見を作品に取り入れる「ワーク・イン・プログレス」の手法を採用しています。
《ワーク・イン・プログレス公演》
役者がテキストを読みながら演技をする「セミ・リーディング」の状態の作品を観ていただき、終演後には毎回、演出・又吉某氏による役者たちへの「アフター公開ダメ出し」を行います!
↓
《本公演》(初・東京公演!!)
《ワーク・イン・プログレス公演》で得た観客の皆様の反応を元に、ブラッシュアップされた作品を上演します。つまり、水戸の皆様と一緒に作り上げた作品で初の東京公演に臨みます!
劇団結成8年目にして、初の東京公演。
母親の胎内で誕生の時を待つ六つ子の様子を、シニカルに、時に叙情的に描いた、劇団初期の作風を思わせる、本公演では久々の「密室劇」。
WIP公演では、シーンの幾つかをプロットのみのアドリブで演じたが、台本がある部分よりもアドリブ部分の方がウケてしまい、作家の又吉としては何とも複雑な事態となったが、後半になるにつれ、役者がアドリブに飽き始め、台本部分の方が新鮮に演じられるという逆転現象が発生、台本の大切さを改めて実感することとなり、作家のメンツは何とか保たれた。
そんなWIP公演を経ての本公演は、茨城から東京に場所を変えたにも関わらず、例のごとく、季節外れの寒波&大雨という悪天候に迎えられたものの、茨城・都内の双方から多くのお客様にご来場いただき、各回ほぼ満席という結果で締めくくることが出来た。
この公演後、手嶋がメンバーに加入。


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感想ツイートまとめ
《ワーク・イン・プログレス公演》
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《本公演》
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