2011年05月28日

SUPER SUB#1『祈りきれない夜の歌』

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2011年5月28〜29日 水戸市新荘 稽古場 風

作:松尾スズキ
演出:渡辺キョウスケ
出演:神長春菜、小林拓司、昆節夫、能村圭太、又吉知行
   黒田忍(演劇集団「風ノ街」)
演奏:宮田洋平(劇団コミューン/Andante)、吉久保美佳

―チラシより―

まず始めに、2011年3月11日に発生した大震災で被災された皆様方に、
心よりお見舞い申し上げます。

この度の大震災で、我々プロフェッショナルファウルは、
3月11日当日と、12,13日の3日間に予定していた公演を中止せざるを得ませんでした。

悔しかったのです。公演を中止にしなくてはならなかったことが。
そして、自分たちのやってきた「演劇」が、震災に対して何ら無力であったことが。

だから、我々は考えました。
この震災にも負けない、「強度」を持った演劇を。

我々プロフェッショナルファウルは、公演をやります。

今回の公演は「SUPER SUB」(スーパーサブ)と銘打ち、
いつもより規模の小さな番外公演として行います。

人気劇団「大人計画」の鬼才・松尾スズキが2001年に書き下ろした、
障がい者の少年とその周囲の人々の数奇な運命を描いたラジオドラマ脚本を、
「『セミ』リーディング公演」という形式で上演します。
リーディング公演の体裁を借りた演劇公演、
といった趣向になる予定なので、『セミ』を付けました。

余震の恐れがあるので、舞台装置は組みません。
電力がかかるので、照明も極力使わないようにし、
音楽もスピーカーから流すのではなく、生演奏にします。
観客の皆様の安全を考え、長時間の拘束はしないよう、
50分程度の上演時間を予定しています。

この公演は、震災の被害に遭われた方々を元気付けたりとか、励ましたりとか、
そのような目的で行われるものではありません。
我々はただ、いつものように面白い芝居をやろうと思うだけです。

それでも我々は、「面白い」ということを、そして「演劇」というものを信じ、
多くの人々にこの公演を観ていただきたいと考えています。

こんな状況下なので、無理に観に来てもらおうとは思いません。
「観たい」と思う方だけ観に来てください。
ご来場お待ちしております。

プロフェッショナルファウル 渡辺キョウスケ



震災後、わずか2ヶ月後に行った番外公演「SUPER SUB」の第1弾。
松尾スズキ・作のラジオドラマ脚本を、役者たちが1冊のテキストを回し読みしながら演技をする「セミ・リーディング」の手法を用いて上演。余震と電力不足を考慮し、「上演時間50分」「舞台装置・照明無し」「音楽は生演奏」で行う。
また、物語の主人公である言葉の話せない障がい児の少年を、車椅子に乗せた人形に演じさせ、それとは別に、その心の声を役者に演じさせるという演出で、少年の身体と思考を多重的に表現した。
前回の公演中止を受け、お祓いに行くも、劇団名を「プロフェッショナルファイル」と間違えられ、結果、公演当日に季節外れの台風が直撃する。

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劇中曲「風が通り過ぎてゆく。」作曲:宮田洋平(Andante)


劇中曲「風が立ち止まる。」作曲:宮田洋平(Andante)


稽古場日誌『祈りきれない夜の稽古場』
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posted by プロフェッショナルファウル at 00:00| SUPER SUB | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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